PTA退会を決めてから① 教育委員会への質問と、退会届の提出
PTA退会者へのペナルティ文書を入手
前回のブログでお伝えした校長先生との電話の翌日、子供が学校から封書を預かってきました。
中身は校長が電話口で読み上げていた、PTA非会員向けペナルティ文書!
校長との電話内容を録音しそびれていた私は、物的証拠ゲットに一安心。
電話で「その紙ください」とは言いましたが、まさか本当にくれるとは・・・。
※PTA退会・非入会を予定されている方、まずはスマホに録音アプリをインストールしておくことをオススメします!!!
書面の宛名は「PTA退会希望者様」、発行人は「PTA会長 ○○ ××」。
内容はPTA退会親子へのペナルティ。
校長が口頭で説明した内容と同じでした。
- 親子授業に親だけ参加できない(親への制裁)
- 学校の遠足等の手伝い募集に応募できない(親への制裁)
- 広報やPTA関連のプリントを配布しない(親への制裁)
- 卒業記念品(コサージュ、紅白饅頭、賞状筒)を配布しない(子への制裁)
- PTAが講師を招く学校行事に参加できない(子への制裁)
一番下の制裁、文書化することに躊躇いは無かったのかしら・・・?
これを作成したPTA会長、本部役員、校長の誰一人として、「授業時間中に子供を排除するのは問題になるんじゃ・・・」と思わなかったのか、私は不思議でなりません。
さらに、文書の下のほうに「その他注意事項」が。
- 実費での直接のお支払いは一切受け付けておりません。
コサージュの実費支払いの可能性を潰してきました。
文書の冒頭には「会員と非会員との公平を期すため、」とありますが、こういう項目を見ると公平云々は関係なく「仲間外れにしてやる!制裁してやる!」という意図を感じずにはいられません。
そしてちょっと首をかしげたのがコレ。
- 万一、上記の配布物等がお手元に届いた場合は、お子様を通じてご返却願います。
いやもう、私PTA非会員になるんですよ?
PTAの為に手間をかける理由が一つも無いんですが。
しかもわざわざ子供経由で返せと。
配送先をPTA会長の自宅に指定した荷物をamazonで注文して、
「あらやだ!宛先間違えちゃった!ちょっとあなたの子供経由でうちに届けて!」
って言ったらPTA会長は対応してくれるのかしら?
というわけで、物的証拠を入手した私。
まずはプリンターでスキャン。
念のため数枚コピー。
ちなみにこのペナルティ文書を本ブログでアップすることも考えましたが、そうするとこのブログ主の正体がPTAや学校の人たちにバレてしまう可能性がありまして。
PTAを退会するってだけで村八分の可能性を示唆されるこの地域で、「あの人、学校やPTAの悪口をインターネットで拡散してたわよ!」となってしまったら・・・
想像するだけで吐きそうです・・・。
記事を読んで下さる方にはモヤっとさせてしまって申し訳ないのですが、「このブログの舞台は日本の2万弱ある公立小学校のどこかである」というぼやけたスタンスのまま進めさせていただけたらと思います。
教育委員会へ質問メールを送信
証拠を入手したところで、教育委員会への質問を行うことに。
インターネットで「○○県 教育委員会」と検索し、県教育委員会のホームページを確認。
メール相談窓口としてメールアドレスが公開されていたので、メールで質問をすることにしました。
PTAは教育委員会に属する団体ではないため、質問は「学校の対応」に絞り、以下の2点にまとめました。
- 校長が電話でPTA退会をやめるよう長時間説得してきた事は、職務として問題ないのか?
- 「PTAが外部講師を招く学校行事から子供を締め出す」という内容を校長が読み上げたが、平日の授業時間内に一部生徒のみを対象とした行事を行う事を学校が容認していることは問題無いのか?
親族の立場が悪くなると脅された件についても書こうか迷いましたが、こちらは証拠が無いので断念。
ペナルティ文書を忘れず添付してメール送信!
どうかよろしくお願いします県教委様!!
PTA退会届の作成と提出
同じ日、PTA退会届を作成しました。
インターネットで「PTA 退会届」を検索すると色々な実例等がでてくるので、参考にさせていただきました。
私は理由などは一切書かずに、シンプルな書き方にしました。
○○小学校PTA退会届
平成○年○月○日をもって○○小学校PTAを退会します。
会員名:○○ ○○(印鑑)
児童氏名:○○ ○○
児童クラス:○年○組
校長とPTA会長宛に2部作成し、それぞれ封筒に入れ、翌日子供に託しました。
(受理されない可能性があるので、内容証明で送ったほうが良いケースもあるそうです。参考までに。)
さて、 PTA退会届は提出したものの、心は全く晴れませんでした。
子供が学校で他の児童と同じ扱いをされなくなるかもしれない。
本当に親族に迷惑がかかるかもしれない。
校長からの電話の翌日は胃が痛く、食事をほとんどとれませんでした。
このブログとtwitter(@Power5BBA)を始めたのも、このタイミングでした。
建前は「誰かの参考になれば」でしたが、本当は誰かに味方してほしかったのだと思います。
学校やPTAという組織を前に、私個人はあまりにも無力でした。
結果、とても多くの方が記事を見て下さり、応援メッセージを沢山いただきました。
おかげで私は何とか自信を取り戻し、前に進むための気力を回復することができています。
皆様、本当に本当にありがとうございます!