PTA退会を決めるまで① くじ引きで本部役員決定
私がPTA退会を決意したのは、子供が3年生の時。
それまでは、PTAに対して細かい疑問は感じつつも、「子供のために(我慢して)頑張るぞ!」とPTA活動に意欲的(?)に参加していました。
夫婦共にフルタイム会社員。
有給休暇や家族で過ごす時間を犠牲にしつつも。
皆頑張っているんだから・・・
誰かがやらなきゃいけないんだから・・・
転換期は2018年の冬に訪れました。
その年度は私、PTAの○×委員に所属していました。
12月に実施された○×委員会において、委員長がこう宣言したのです。
「今から来年度PTA本部役員を決めます。
○×委員からは2名の候補を選出します。
立候補者いますか?いませんね?
それでは今から皆さんにくじを引いてもらいます。
過去に本部役員を経験した人以外、全員が対象です。
繰り返します、全員が対象です。」
※本部役員(PTA会長、副会長、書記、会計など)
ふぁっ!?
くじ引き!?
本人の意思に関係なく!?
重責の本部役員をくじ引きで決める!?
頭がぐるぐるしている間に、くじ箱は無慈悲にも私の前に。
50人近くいる○×委員に対し、あたりくじはたったの2枚・・・
確率で考えるんだ・・・あたるはずが・・・
はい大当たり。
パニックですね。もう。
その場に出席していたPTA会長の所に泣きつきました。
仕事の都合で無理です、どうしても無理なんですと。
すると会長はこうおっしゃっいました。
「まぁこれはあくまで候補だから、まだあなたに決まったわけじゃないですよ。
これから選考会を経て決定するわけだし、
過去には選考後にどうしても無理だと断わられた例もありますから。」
ほ、ほう、そうですか。決定後に断ることも可能なのですか。
会議を中断させるわけにもいかないので、候補となることを承諾した私。
不安を抱いたままその日の○×委員会は終了。
そして冬休みが始まり、3学期が始まり・・・
ん?PTAから連絡が来ないぞ?選考はどうなっているんだ?
なんだか落ち着かない日々を過ごしました。
2月某日。子供経由でPTAからのお知らせプリントが届きました。
「新本部役員の皆様へ 集会のお知らせ」
新本部役員の皆様!?
なんと、この時点で既に私は本部役員に決定しているではありませんか!
決定前に意思確認とか・・・普通もっとこう・・・あるでしょう!?
私は取り急ぎプリントに書かれた連絡先へメールをしました。
「本部役員はお引き受けできません。」と。
それに対する本部役員からの回答は
「決定事項に対してそれは通りませんよ?
あとはPTA会長と話してください。」
ええ・・・通らないんですか・・・
会長のおっしゃった言葉は何だったのか・・・
次回に続きます。